高住神社から英彦山(1192m)

【前書き】
 色々な所でオオヤマレンゲが話題に上っているのですが、まだ見たことがありません。
 咲く時期を調べると九州では6月中旬頃のよう。まだ、咲いているか、どうか分かりませんが、天気も良さそうだし、近場の英彦山に行ってみることにしました。

【年月日】’08.7.1(火)
【コースタイム】高住神社(10:05)→北岳(11:05)→中岳(11:35)→北岳(12:17)→神社(13:25)
【同行者】単独
【場所】国土地理院 ウオッちず地図閲覧サービス(試験公開) 503017 2万5千分1地形図名:英彦山 [北西]

【写真と解説】

英彦山のオオヤマレンゲがどこに咲いているか知らないのできょろきょろしながら歩いていると先行していたおばさん3人組が木の下で騒いでいる。オオヤマレンゲだなと木を見てみると蕾が一つと綺麗な花が一輪、そして枯れた花が一輪。
おばさん達は花の咲いている枝を手に取って、デジカメで写真を撮ったり、匂いをかいだりして騒がしいこと。花がもげるのではないかとヒヤヒヤ。あまりめちゃくちゃにしていたら怒ってやろうと構えていたらやっと場所を離れた。

足場が悪く、花の位置が高いので写真が撮りづらい。おばさん達みたいに枝を掴んで花を自分の顔の前まで持ってきたりしませんよ、私は。



写真左手前は北岳。写真中央の三角の山は苅又山です。手前に延びる尾根を伝っても山頂に行けるようです。


オオヤマレンゲが咲いているところでアベックを追い越しました。若い女の子は疲れた様子で座り込んでいたので、「ゆっくり息が切れない程度に歩けば、大丈夫ですよ。けど、今日は気温が高いので疲れますね。」と話して私は登って行ったのですが、私が中岳まで行って、北岳に戻った所でまた会いました。女の子が「どこまで行ったんですか」と聞くので「あの神社があるところまで」と言うと「あんなところまで?」。では、「あなた達はどこまで行くつもりですか?」と聞きたいところであるが、変なおっさんが若い二人にそこまでは聞けません。若い者の間に変なおっさんが割り込むべきではない。おっさんにも遠慮があるのです。
今日始めて山に登ったらしい。しかし、英彦山が北岳、中岳、南岳からなっていることを知らないんだろうか。そして、彼らはどこまで行こうとしているんだろうか。シャクヤクを見に来たとか言っていたが。

女の子はだいぶ疲れているようだったのだが、無事に下山できたのだろうか。ちょっと心配。
私が北岳から下山し始めたときには、だいぶ雲が掛かり始めていました。天気予報では夜から雨なので大丈夫とは思うが。

あの女の子は多分、二度と山には登らないだろうな。


帰りにもう一度、オオヤマレンゲを撮影しました。登りの時より花びらが少し開いたように感じます。
なんだか、寂しそうに「さようなら」とか言っている様な感じがしますね。

ほとんど高住神社の近くまで下山した所にヤマアジサイが咲いていました。
この付近の杉は綺麗です。
神社の森として大切にされてきたのでしょう。

【後書き】
 話題のオオヤマレンゲを見ることが出来ました。1輪ではなく、咲き誇った所を見てみたいものです。
 おばさん達は、花の枝を掴んで匂いを嗅いで「いい香り」とか言っていましたが、私は匂いも嗅いでないし。
 若者が山に来て、自然に触れるのは良いことだと思います。是非、また山に来て欲しいものだと思います。



【前書き】
 紅葉を見にどこかに行こうと考えて、結局、近場の英彦山にしました。昔、柴犬のマックスが若いときに連れて登ったことがある高住神社から北岳、中岳が紅葉観賞には良いだろうと考えて、そのコースにしました。

【年月日】’07.10.28(日)
【コースタイム】高住神社(9:18)→北岳(10:17)→中岳(10:47-11:00)→北岳(11:35)
          →望雲台(12:15-12:35)→神社(12:50)
【同行者】単独
【場所】国土地理院 ウオッちず地図閲覧サービス(試験公開) 503017 2万5千分1地形図名:英彦山 [北西]

【写真と解説】

左下の山が苅又山です。この山はガイドブックに載っていませんが、幾つかコースはあるようです。手前の尾根沿いに登るコースもあるようなので、その内登ってみようと思います。中段の尾根も上段の雲の上の山も何だか分かりません。山座同定したいのですが、今日は地形図を持ってきていないし、仮に持って来てても、25000分の一と20万分の一(福岡)では同定出来ません。

鷹ノ巣山だと思うのですが、自信がありません。自分が登った山も良く分からないというのは情けない。

北岳山頂です。神仏習合時代からの禁足地(磐境)として囲ってあります。

北岳付近から拡大した中岳の英彦山神社上宮。周りが紅葉しています。

ここは北岳と中岳の中間のブナの美林です。何か調査、整備しているのかもしれません。

中岳の紅葉の風景です。本州の紅葉は真っ赤に色づくのですが、そういう目で見ると九州のは今一ですね。

望雲台への鎖場。まあ、ここは何ともありませんでした。

望雲台から見た鷹ノ巣山です。非常に恥ずかしい格好で撮影しています。完全にビビリました。
岩壁の上に支柱と鎖があるのですが、支柱の先は断崖絶壁で手前も崖。しゃがみこんで写真を撮るのが
やっとでした。

望雲台途中の鎖場です。右下は崖です。随筆に書きましたが、こういう所を団体さんが占拠するのは止めて
欲しいですね。

【後書き】
 九州の山は紅葉ってあまり無いのかな?そんな印象でした。
 北岳と中岳の間から見た谷の方向は綺麗でした。薬師峠から篭水峠までの裏英彦山道がその辺にあるの
かと眺めていました。まだ、歩いていないので、その内歩きたいと思います。
 今日は団体登山で不愉快な思いをしました。何を不愉快に思ったか、興味のある方は随筆をお読みください。

随筆:非常識人間ばっかりの団体登山のリーダー。山登りなんかやめてしまえ!

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